2019年5月の労働節、山西省の大同市に行ってきた。
お目当ては、雲崗石窟寺院の見学。
こんな感じで記事にしてみた。
~雲崗石窟と大同古城、観光目次~
1.大同出発の前日。
大同に行くには、鉄道がメインになるでしょう。
我々は、内モンゴルの呼和浩特(フフホト)市から寝台列車で片道3時間の行程を選択。
せっかくフフホト経由でいくので、フフホト市でも1泊してみた。
ところが、フフホトの空港に到着するとちょっと寒気がする。ホテル到着後、体温測ると38.5℃。
はい、風邪ですね。
そりゃ寒気くらいしますね。
中国に赴任して4年。二日酔い以外で初めて体調を崩す。
38度超えの発熱なんて、20年ぶり?もちろん薬なんて持ち歩いてない。
「まぁ、お肉を沢山食べれば治るか。」
と思い、美味しい羊肉串、水餃子を頂く。
食事をしたら、寝る。ひたすら寝た。
そんなこんなで、せっかくのフフホト市、まったく観光できず。。。
空港からホテルに行く途中に見えた、内モンゴル博物館。行きたかった。
2.高級寝台列車で大同へ移動
昼12時頃の寝台列車で大同に向かう。
それまでは、部屋で休息。。とりあえず、熱は37度まで下がった。
呼和浩特站から乗車するので、駅に向かう。
駅構内はなかなかいい感じの内装です。
前日の体調不良もあり、寝台のグレートを高級軟臥に変更。
高級という存在を初めて知る。
寝台の中身はというと、二人部屋!室内に洗面所完備!
3時間の短い旅だったけど、結構休めた。
3.大同古城へ。
大同站に到着したら、タクシーで古城へ。
今回の宿は大同古城内にある
(古城へ向かうバスを待っていたけど、なかなか来ないのし、待っている客が多いので、タクシーをチョイス)
タクシーに乗って10~15分くらいで、城壁が見えてきた。
「お!立派な城壁。けど、ずいぶん新しいな。」
と思っていると、タクシーが城壁内へ侵入。
あれ、古城とか言いながら、城壁内を立派な道路が走っている。
と、思っていたら、城壁内には、
・現代風の街、
・これから何かを建てるであろう空地、
・新しい建物
が並んでいる。
大同古城とは言うものの、新しい古城なのね。。。
古城のテーマパーク建設中でした。
4.大同の宿紹介
宿泊したのは、琵琶老店客せん。
↓宿の詳細はこちらで記載しました↓
nanchang-traveler.hatenablog.com
5.懸空寺へ
前日のうちに、Ctripで
雲崗石窟 +懸空寺 + 恒山
の、「相乗り車で一日遊コース」をオーダー。138元/人。
出発はネット上では7時半なんだが、朝6時半と言われたので5時半に起きて出発。
待ち合わせ場所で待っていたら、タクシーが現れる。中にはガタイのいい兄ちゃんが2人座っている。
「え、これで私と妻も併せて4人乗るの??マジか。」
と思いながらしょうがないから乗る。
なにかモヤモヤしながらも、まずは懸空寺へ!
狭い車に揺られる事、1時間半くらいで到着。。
到着したら小雨が降っていた。
入場料115元を支払い、中に入る。現金の準備を忘れずに!!
8時開場の様だけど、結構な人がいた。
下から見上げる懸空寺。
なぜこんな場所に寺を建立するのか。
よくわからない。けど、すごい!!
30分くらい並んで、懸空寺に入る。
中は狭い。
すれ違いは難しいので、一方通行。
中には、石窟の仏様もいた。
60分くらいで懸空寺観光終わって、次なる目的地へ。
6.恒山
懸空寺から車で10分くらいの場所にある恒山へ移動。
恒山は、中国五岳の1つ。
恒山観光は、ロープウェイで山頂に行き、山頂からの景色等を楽しむモノらしい。
ロープウェイは片道70元。
「高いな。。あまり興味無いな。行かなくてもいいかな」
と思っていたら、他の客も同じことを思っていた様で、
満場一致で恒山は観光しない!
となった。代わりに別の場所(土林)に行ってもらうことになった。
土林に行く前に、恒山の入口にあるお寺を30分ほどで観光。これは無料で入れました。
中には立派な像がいた。
7.土林観光
恒山から土林へ移動。土林、、、聞いたこともない場所。同乗していた人のリクエストで行くことになった。
恒山から大同古城に向かう途中にある。
どんな場所かと言うと、何もない土地。
風・水で大地が侵食されて、土の林の様な風景ができた場所。
まぁ、珍しい風景だとは思う。
観光地としての整備もされてない。入場料60元。少し高い気がした。
これから開発していくのだと思われる。
ちなみに、入るとすぐラクダ2頭が迎えてくれます。中では野生のウサギも見かけた。
なんか脚が長い気がしたけど。
1時間ほど観光して昼食へ。
昼食では雲崗ビールを頂いた。
8.ようやく雲崗石窟!!
この旅行の一番のお目当て。雲崗石窟。
中国3大石窟遺跡の1つ。
こちらの記事については、別で作成しました。
↓こちらにどうぞ↓
nanchang-traveler.hatenablog.com
9.大同古城観光
大同古城内で、4箇所ほど観光したのでご紹介。
①城壁の上を自転車レンタルして一周。
2人乗りの自転車をレンタル。50元。
約1時間くらいかけて1周してみた。なかなか疲れた。
②華厳寺
入場料50元。現金のみ!
寺内は思っていたより広い。
入場前に購入した線香を立てて参拝。
中には立派な像が神々しくおられました。
最後は木塔を見学。この塔は上まで登る事できました。
木塔のてっぺんに光るモノが見えるので、カメラのズームをMAXにしてパシャッ!!瓢箪の形をしてました。塔の地下は黄金の部屋。
大同古城まで行くなら華厳寺は見学してみるといいと思いますよ。
③九龍壁
華厳寺から歩いて10分くらいの場所に、壁がある。
長さ約45mの巨大な九龍壁。
中国三大九龍壁の1つらしい。(他2つは、北京の故宮内と北海公園にあるそうです)
④モスク?
宿泊した宿の目の前にあったので、行ってみた。
ほとんど人もいない閑散とした寺院。チベット仏教かな?
珍しい時計発見!!
15分程度で寺院の見学を終り、古城内の観光を終了。
宿をチェックアウトして大同站へ。
10.呼和浩特へ戻る。
観光も終り、寝台列車に乗って再び呼和浩特へ戻る。
呼和浩特からのフライトまで時間があったので、ロシア料理を頂いた。
美味しい!けど味が全部濃い。。
ビールとサラダで濃い味付けの箸休め。
食べたら空港へ!
大同は小さい街ですが、観光スポットが結構あった。
さすが、歴史ある街ですね。
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