仕事で訪れたゴルムド市と崑崙山を少しだけ書いてみる。
青海省のゴルムド市からチベット・ラサ市に向かう国道109号線を走っていくと、崑崙山にたどり着く。
~ゴルムド市~
ゴルムドは西寧から飛行機で1時間半くらい西に飛んだ場所にある街。
・標高2800mくらいの高地の街。
・車でラサに行く際の入口の街。
・”玉”の山地。店の名前に”玉”が入っているのが多い。
こんなところでしょうか。
仕事でしか行かないので、あまり調べた事がない。。
ゴルムド市内は舗装されたきれいな道。
市内の外環を走っていると羊市場も見れる。この街は羊肉がメイン。
~崑崙山~
・崑崙山は標高4768mの山地。夏でも寒いです。
・国道109号線を車で走って行けば到着できる。一本道なので迷うことはないはず。
109号線:北京からスタートしている国道らしい。この標石の数値は北京からの距離だとか。中国広い!と改めて実感。
ゴルムドを出発して109号線をずっと走る。緑の無い岩肌が広がる世界を延々走る。
ただし、途中で検問有。外国人はここを通過するのが面倒。そのまま通過できる日もあれば通れないこともある。通過する際はパスポートを検問所に預ける必要がある。本当にここのルールはわからない。
自分は仕事で行ったときは、宿泊先のホテルに、
「この外国人は、うちのホテルに宿泊している人間で怪しいものではありません」
と一筆書いてもらい、それを持って行った。
というのも、
検問で一度断られたときに、検問所の隣にこのホテルの看板が出ていた。
他には何もないのに、このホテルの宣伝だけポツリと。。。
「あれ?もしかして、公安の偉い人とホテルの人は仲良し??」
と思った事で、そのホテルにチェックイン。
結果、その一筆があり、翌日以降は通過できた。
通行手形。。。江戸時代か!!
ちなみに、宿泊したのは「黄河国際酒店」
まぁ普通のホテルです。そんなに悪くなかった。
検問通過してから、崑崙山までは2~3時間のドライブ。
途中、道教?の施設のようなものが出て来る。
ちょっとしたブレイクポイントですね。
道中、運が良ければ藏羚羊という羊がみれる。
重要天然記念物。
この羊を傷つけたり殺したりしちゃうと、とても重い罰則があるそうなので、ドライブの際にはご注意を。
そんな道を走っていくと海抜が4000m近くなると、
周りの山々も雪をかぶってくる。
その麓を貨物列車が走っている。
チベットに向かう鉄道。
これを見てから、「鉄道でチベットに旅行もいいな。」と思い、数か月後それを実現する。その話はまた今度。
海抜4100mくらいのところに、お水の会社がある。
「崑崙山」の水を作っている会社。
ここに広いスペースがあるので少し休憩。
このポイントから、さらに30分くらい車を走らせると崑崙山到着!
これと言って観るものはないと思う場所。
仕事じゃなきゃ行かないな。。
******終******