黄山の最寄りまでは高鉄の旅。
高鉄を乗り継ぎ、黄山北駅へ移動。
上饒→黄山北の高鉄は、商務席しか空席がなかったので、
高いけどしょうがなく商務席で移動。
商務席はガラガラ。。。
中国駐在4年にして初の商務席。
浮かれていたら、チケットを紛失。
この車両に入るまでは確かに持っていた。けど、どれだけ探しても見つからない。。
チケットがないと外に出れない。。
つたない中国語で車掌さんに相談した結果、
何やら報告書の様なものを作ってくれて、2元で赤いチケットを発券してくれた。
謝謝!!
黄山北駅で高鉄を下車。
駅からは、
バス→ロープウェイ→徒歩
と3~4時間くらいかけて山の上にあるホテルに向かった。
ロープウェイを降りた後は、山道を歩くのだけど、
歩道は基本的にしっかり舗装されてて、歩き易い。
歩きだしたのが午後3時過ぎてたせいか、すれ違う観光客はほとんどいなかった。
天候のせいか??
道はひたすら凍ってて、歩く際には多少注意は必要。
まわりの木々もすべて凍ってた。
凍った山道を歩くのは滑りそうで怖い
とご心配の人は、ロープウェイ乗り場の近くにある売店でアイザックを購入できます。
25元で買えました。
これを靴にはめて歩けば、だいぶ安心して歩けました。
宿泊したホテルは、北海賓館。
ホテルに到着して少し休憩しながら、作戦タイム。
この旅のメインディッシュは、
早朝に頂上まで歩き、”雲海から出てくる朝陽を拝む”こと。
日の出に遅刻するわけにはいかない!
ホテルから頂上まで歩いて何分かかるのか?の事前確認が必要。
そんなわけで、とりあえず頂上(光明頂)まで歩いてみる。
・どれくらい時間がかかるのか?
・朝陽を拝むベストポジションは?
を下見。
北海賓館から山頂(光明頂)まで、歩いて大体40分くらいでした。
しかし、ずっと登りの階段。
道中は凍った世界なんだけど、山頂に着くころには汗だくな自分。。。
帰り道はその汗が凍って寒い。。。
発汗コントロールに気を付けてください。ww
下見でホテル~山頂を往復した結果、ふくらはぎにダメージを負う。
夜は、ふくらはぎの回復を図る為に、ホテル内にあるマッサージに突入。
そこの親父が痛がる俺を見て、にやにやしながら全力で按摩してくれた。
脚のダメージが回復することを祈って就寝。。。
起床は早朝5時。
脚の痛みはまだ少し残っているけど、支障はなさそう。
5:50にはホテル出発。
まだ日が昇ってないので、懐中電灯とか必要かな?と思ってたけど、
山道はしっかりとライトアップされていて、普通に歩けました。
光明頂に着く頃には、空も薄明るくなっていて、雲海も出てる!
他の観光客は3~40人程度で、そんなに多くはない。
あとは、朝陽を待つばかり!!いつでも昇ってこい!
と、期待してカメラ構えてたけど、
雲海の上の雲空にさえぎられて、この日は朝陽は拝めなかった。。。
しょうがない。
壮大な雲海が観れたので満足!!
光明頂からの雲海を眺めたら、飛来石と呼ばれる岩まで階段を下る。
道中、荷物を運ぶ人が何人か居た。
毎日運んでいるんだろうけど、凍った道を重たい荷物運びながらスタスタ歩いている。
滑らないもんだな。。と感心。
15分くらい?歩いていくと、飛来石に到着!!
空も明るくなってきたこともあり、光明頂よりキレイな景色を拝めた!
絶妙なバランスで立っている飛来石。。。どこから来たんでしょう。
他に観光客はいない。ゆっくり写真撮れた。
飛来石を拝んで、そこから大体1時間かけて階段を下ってホテルに戻った。
ホテル到着する頃には脚ガクガクでした。。下り階段は脚にくる。。
ホテル戻ったら、9時前。そこから朝食を食べる。
朝5時に起きて起きて何も食べず、山を3時間歩いたので空腹の限界。
朝もビュッフェスタイルで、味も悪くないので満足の朝食。
朝食後、少し休憩して、10時半くらいにチェックアウト。
帰りは前日とは少し違うルート(始信峰経由)でロープウェイに向かう。
ロープウェイに戻るはたくさんの観光客とすれ違った。
団体さんがたくさん。
みなさん午前中に押し寄せて、昼過ぎに戻るんでしょうね。
団体客とすれ違いながら、
「料金高かったけど山の上の宿に宿泊してよかった」
と思った。
ロープウェイ乗り場からは昨日と同じルートで帰還。
黄山、良かった!
寒いけど冬の黄山はおすすめです。
他の観光客がとても少ないし、
雲海を拝める確率は冬の方が高いらしいですよ。
今回の旅行でかかった費用はこんな感じ。
※黄山北駅までの交通費は除く
******黄山編 終*******